【おかんな日々】きょうだい児・後編【子育て記録】

2017年04月06日

「じゃあさ、うちに遊びに来るときは娘ちゃんだけを連れておいで。 お祭りとかたくさんあるしさ。あの場所に行くときには、必ず娘ちゃんとだけだよって。 娘ちゃんにとって、特別な場所を作ってあげようよ。」 この作戦が功を奏し、「お母さんは~」と言う事はなくなりました。 (前編はこちら)   また、娘を連れて仕事に行く機会も増やしました。 土日のイベントなどは必ず連れて行くように。これがまた結構な戦力なんです。 この事が娘にとっては更に良かったようで、たまに嫌な顔をしながらも、「頼られる」喜びを感じているようでした。   ある日、イベントから帰り、一息つくと娘が近寄ってきました。   「お母さん!!」   いつもより強い口調です。 うわ!手伝いばっかりさせて!って言われるのか!?と身構えた次の瞬間。     「もー!お母さんばっかり名刺交換してずるい!!私の名刺も作ってよ!!」     ずっこけました(笑) そーくるか!!!あなた、そう来ますか!!!! 見ると娘も笑っています。   後日、お望み通り作りました。 株式会社のぎす こども営業部長 の肩書で。   そして、吉○の女将(古いなー)よろしく、名刺交換の度に横から「ささやく」私。 「(株)のぎすの○○です。よろしくお願い致します、やで!自分の名刺は下から渡す!」 子どもが名刺持って近づいてきたら、大抵の大人の方は好意的です。 みなさん「おとな」です(笑) 名刺交換をさせて頂く度に、大人に近づいたようで得意げな娘。 見ているだけで、親として恥ずかしいやら面白いやら。   そんな娘は今10歳。 今日から5年生です。 将来の夢は「のぎすの跡を継ぐ事」。 「お母さんの跡を継いで、障害のある子とない子をつなげる、こどもまつりを続けていきたいです。」 そんな作文を読まれた1/2成人式(4年生最後の参観)。 タオルで顔を隠して泣く私。 周りのお母さん方が「泣け泣け」と言わんばかりに「うんうん」と頷いてくださっていたことが、本当に有難かったです。   安心するのはまだ早い。そう、娘はまだ10歳。 これから反抗期もやってくると思います。 その時には、どんな風に切り抜けようか、今から作戦を練り練り中。 そして、折を見ては「お母さんさー、娘ちゃんのお母さんで良かったー。ほんまに。」 と本人に伝えています。   「自分は間違いなく愛されている」   根底にそれがあるだけで、きっと強く生きていける。 そう、信じています。  
栗本 薫 ボイスデザイナー

栗本 薫 ボイスデザイナー

「声はあなたの武器になる」 という理念のもと「姿勢・呼吸・発声・発音・話し方」の5つを柱とした「ボイスデザイン」を提唱。 声楽・司会・ウグイス嬢などを通じて、声の勉強・トレーニングをし、その人・その場に合った声を見本として見せる指導が出来る。 企業研修をはじめ、経 営者や議員、講師などの「声の指導」にも力を入れ、数多くの「話す悩み」を解決。 「どの話し方講座より、ここに最初に来るべきだった」「発声や発音をこんなに分かりやすく教えて貰ったのは初めて」と評価を得ている。

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