【ぱ~ぷるママ+】明るいオカンの暮らし方(今日からあなたも明るいオカン)㉑【12月掲載】

2018年12月17日

こんにちは!株式会社のぎす栗本です。

重度知的障害・自閉症・多動傾向をかかえる息子「ともくん」(中2)と定型発達の娘「あーちゃん」(小6)と実母、そして猫3匹と暮らしています。 障害児を明るく育てる方法は、定型発達のお子さんにも有効なことが多いと感じています。 「これはうちの子に使えそう!」と思ったことは、ぜひ試してみて下さいね。

今年度、第9回目は「言わなくていいこと」です。

みなさんはなにかを話すとき、考えてから口にだしますか?それとも脳から直結で考えたことをすぐ口にだしますか? なにかを「言う」ほうは、「言いっぱなし」なので、あんまりダメージはありません。 それを「聴く」ほうは、「言われっぱなし」だと、その後のダメージが大きくなります。 ☑言わなくていいことを「言ってしまう人」は、自分が相手の立場だったら?というのを想像できていません。 ☑言わなくていいことを「言わないようにしている人」は、相手の立場を想像していることがほとんどです。  

実例をひとつ

息子が4~5歳のころ、近くのスーパーで買い物をして、レジに並んでいました。 大きさはそこそこある息子が、訳のわからない言葉(にもなってませんが)を発する姿を見た後ろに並んでいた初老の女性が、突然声をかけてこられました。 「この子大丈夫?病院いった方がいいんじゃない?」 もう診断うけてますよーと思いつつ、「そーですねー。」と流して終わらせました。 もしかしたら、その方のご親族に障害をもったお子さんがいて、心配してくれたのかもしれない。 もしかしたら、自閉症とか知的障害とか身近にまったくいなくて、びっくりして思わず声をかけたのかもしれない。 なぜか、失礼なことを言われたこちらのほうが、相手の立場を想像して納得するという矛盾。  

ネットに投稿した時点で、それは世界の中心で叫んでいるのと同じ

今はネット社会です。 これまでだと、居酒屋や、家の中、どこか限られた場所でしていた「与太話」をインターネットでいきなり全世界に配信できる世の中です。 (この記事を書いたのは、今年の3月。先日M1の件があり、なんだかタイムリーな感じの更新になりました) 自分の考えを表にだすことにも、抵抗感がない人たちが増えたように思います。 (だからこそ、栗本も講師活動をしているのですが) 「ここだけの話」 として、言える言葉。 それを、公衆の面前で叫んでいるのと変わらないネット投稿。 本人は画面に打ち込んでいるだけですので、「ここだけの話」かもしれません。 しかし、いったんネットにのせてしまうと、本当に「消えない言葉」となってしまいます。 ほんのちょっとした言葉で、お母さんたちは傷ついて、外に出られなくなったりします。 障害児を連れて、外出するのが怖くなります。 「そんなことを言う人なんて気にしなくていいよ」 そうは言われても、気になるのが人間です。 そして、「そんなこと」を言ってしまうのも、人間です。 健常者だって日々大変だ!どうして障害者にあわせて、気をつかって、配慮ばかりしていかないといけないのか!! ごもっともです。 だからこそ、障害を抱えた側も、「障害だからしょうがないでしょ!?」ではなく「ご迷惑をおかけしたら、指摘して下さい。」くらいの配慮が必要だと思うのです。 (もちろん、生きてるだけで迷惑だ!とか言われたら、あなたが不慮の事故で障害者になった時、ご自身にも言ってくださいね?とお伝えしますが)   言ってはいけないこと。 言わせてはいけないこと。   どちらも、同じように配慮することで、もう少し許容範囲の広い社会を作れるのではないかと思っています。  
栗本 薫 ボイスデザイナー

栗本 薫 ボイスデザイナー

「声はあなたの武器になる」 という理念のもと「姿勢・呼吸・発声・発音・話し方」の5つを柱とした「ボイスデザイン」を提唱。 声楽・司会・ウグイス嬢などを通じて、声の勉強・トレーニングをし、その人・その場に合った声を見本として見せる指導が出来る。 企業研修をはじめ、経 営者や議員、講師などの「声の指導」にも力を入れ、数多くの「話す悩み」を解決。 「どの話し方講座より、ここに最初に来るべきだった」「発声や発音をこんなに分かりやすく教えて貰ったのは初めて」と評価を得ている。

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