声のトーンと間の使い方 寝ても覚めてもボイトレ思考ー第3夜ー

2019年06月08日

それは20代の頃のお話

元々派遣で入った会社。 業務内容はコールセンター。 初勤務から1ヶ月目のある日、課長から呼び出しが。   「この職場ね、1ヶ月続いたら3ヶ月続くから。3ヶ月続いたら半年は続く。半年後に、正社員になることを考えておいて。」   寝耳にウォーターとはこの事で。   気がつけば本当に3ヶ月続き、また課長からお呼び出し。 「ね?続いたでしょ?あと3ヶ月後どうするか考えといて。」   そして半年後。 「お世話になります。」   なんと派遣会社に50万という移籍金を支払い、正社員へと登用して下さいました。  

教わる人の立場なら

派遣から正社員へと登用されたばかりだというのに、その時同じ課にいた係長が同じ課の課長代理とご結婚。 係長が部署を異動することに。   「栗本さん。係長の仕事やってくんない?大丈夫、新しい派遣さんと契約社員さんの面接だけだからさ。」  
課長!?今なんと!?
    反対する暇も拒絶する暇もなく、採用面接と教育係を任される事に。 そこで私も珍しく、色々と考えました。   「新人さんも、どうせ教わるなら、ちゃんとしたスキル持ってる人から教わりたいよなあ。」   今まで普通自動車免許くらいしか縁が無かった「資格」。 まずは、秘書検定の2級を受験。 1発で合格。   次に秘書検定準1級を受験。 1回目の受験は筆記であと2点に泣きました。   2回目は、筆記にガッツリ通り、面接も1発合格。 1級もこの勢いで…と思いましたが、当時は面接で英語があり断念。 (そのほんの半年後には英語面接が無くなったようです。惜しい!!)   当日の面接後、よく分からないメモを手渡されました。 正直、まるで暗号のよう。 何か評価が書いてあるはずなのですが、⊥とか∧とかな感じで、さっぱり意味不明でした。   試験会場のビルから、帰りのエレベーターに乗ったとき、同じく受験者の女性が 「そのメモ見せて貰っていいですか?」 と、話しかけてこられました。   どーぞどーぞ。 そもそも全く意味不明だったので、見られてどうということもサッパリわかりませんでした。   「ああ…あなた合格されてると思います。ほら、私のと全く違う。」   確かに、書いてある暗号がまったく違うものでした。 けれどそれで何故合否が??   「私これでもう面接4回目なんです。毎回同じようなメモを貰って、落ちています。 貴方のメモの記号は、見たことありませんから…。」   結局その方の言うとおりで、私は合格していました。  

秘書技能検定準1級とは

上司から相談を受けたり後輩へのアドバイスを求められたりと,物事の判断力や対応力が求められる中堅の秘書像が準1級のレベルです。この級から筆記試験合格の後は二次試験(面接試験)があり,人柄の表現力が問われます。大学生と社会人の受験者がほぼ同数を占めていますが,就職面接対策としてはかなり有効でしょう。 (出典:公益財団法人 実務技能検定協会)   日頃の立ち居振る舞いはさることながら、正しい日本語の使い方や基本的なビジネスの常識、上司への報告の仕方、その人柄の表現力が問われるこの試験。 たとえコールセンターで、お客様に姿が見えない仕事であったとしても、電話口の向こうのお客様に「誠実さ」を伝えたい。 それを教える立場として、必要なスキルだったと改めて感じます。   余談ですが、その当時教えた派遣社員さんと、15年後にFacebookで再会! お互いまったく変わっていなかったことに、とてつもない安心感を覚えました(笑)  

声のトーンと、間の使い方

声のトーンや緩急は、TPOによって使い分けをしています。   ・自分をどのように魅せたいか ・どういう人だと思われたいか ・誰に必要としてもらいたいか   それによって、「講師」としてはもちろんの事   ・アナウンサー風であったり ・うぐいす嬢風であったり ・秘書的であったり ・宝塚(劇団)風であったり ・読み聞かせ風であったり ・少年漫画主人公風であったり   他にも、いろんな「トーン」を使い分けています。 (アイドル風は、年齢的に自粛しております。「声だけ姿なし」なら何とか(笑))   相手の方が、「この人はこんな人なんだろうな」という期待を裏切らない、もしくは意表をついて裏切る。 声だけではなく、立ち居振る舞い(姿勢・呼吸・間の取り方・表情の作り方)も含めて 「ボイスデザイン」として皆様に提供させて頂きたい。   日夜、それを考えています。 [contact-form-7 404 "Not Found"]  
栗本 薫 ボイスデザイナー

栗本 薫 ボイスデザイナー

「声はあなたの武器になる」 という理念のもと「姿勢・呼吸・発声・発音・話し方」の5つを柱とした「ボイスデザイン」を提唱。 声楽・司会・ウグイス嬢などを通じて、声の勉強・トレーニングをし、その人・その場に合った声を見本として見せる指導が出来る。 企業研修をはじめ、経 営者や議員、講師などの「声の指導」にも力を入れ、数多くの「話す悩み」を解決。 「どの話し方講座より、ここに最初に来るべきだった」「発声や発音をこんなに分かりやすく教えて貰ったのは初めて」と評価を得ている。

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