明るいオカンの作り方

繰り返し、繰り返し

 

ざーっと降ったり、ぽつぽつ降ったりの大和高田市です。

 

昨日、娘にピアノの練習方法について、久々に叱りました。
栗本家のルールでは、「たとえ弾けている曲でも、必ず3回は弾く。」となっています。

 

ところが、娘はつっかかり、つっかかりしながら、「とりあえず最後まで弾いて3回。」で終わらせていました。

 

最近忙しさにかまけてきちんと練習を聴いていなかった間になんてことをっ!!
となりましたので、
「間違えたら、まずは間違えた箇所を前後含めて何度も練習しなさい。
つっかからずに弾けるようになったら通して弾いて、それで3回弾いてから次へいきなさい。」

 

 

と伝えると、今度はつっかからずに弾く事自体ができなくて半泣きに。

 

 

「弾けないなら片手ずつ、弾ける速さで!!弾けるとこ速く、できへんとこで遅くなるからリズムが
分からなくなるんでしょーがっ!!」

 

 

親もヒートアップして参りました(笑)

 

 

何より、まず「どこをよく間違えるか」を理解していない娘。
なんとなく間違えているとしか分かっていなくて、必ずここでひっかかってるよね?という
場所を把握できていませんでした。

 

 

「今のところ、必ず間違えてるけど、その自覚ある?」

 

 

質問には答えず、ようやくどこが間違えていたのか気が付いて、しばし反復練習。

 

 

ようやくなんとか形になって次の曲。
って次の曲も一緒(適当に弾く)かーーーい!!

 

 

 

うしろで、iPadでYouTubeを観ながら、大人しくしていた息子が面白かったです(笑)
(普段は寝るまでなにかしら叫んでいます)

 

 

 

定型発達の娘でも、日々こんな状態です。
ということは、障害のある息子は??
そう、もっともっと繰り返さないといけません。

 

 

「何度言っても分からない!」
「いつになったら分かるの!?」

 

 

そう思って焦る親御さんは非常に多いと思います。

 

 

「いい加減、私が何も教えてないみたいだからちゃんとして!!」

 

 

本心は、案外このあたりかもしれません。

 

 

昔、母からよく言われていました。

 

1回言って分かる子。
2回言って分かる子。
3回言っても分からない子。

 

「なんでか、出来へん子いうのは、いてる。」と。

 

 

 

恐らく、うちの息子あたりは300回ほど言ってようやくなんとなく分かるくらいだと思います。

 

 

 

それでも、続けていけば理解できます。
確実に成長します。
まずは親御さんが折れない事。
(すごく、すごく大変ですが)

 

 

 

繰り返しはとっても大事。
諦めず、根気よく。
繰り返しが力になる事が、きっと分かる日がやってきますよ。

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