激しい雨がようやく落ち着いた、大和高田市です。
先日は、大阪府北部を中心とした大きな地震がありました。
大和高田市は大きな被害はありませんでしたが、やはりその時にも「我が子と避難するにはどうすれば?」と色々考えました。
災害はどこで遭遇するかわかりません。
皆が家に居る時とも限りません。
もし子供が学校にいたら?
もし登下校中なら?
本当に色んなパターンを想定しなければいけないなと改めて感じました。
地震があったのは月曜日。
火曜には、毎週生協さんの配達があります。
ところが、その生協さんの大きな倉庫が大阪府の北部にあり、被害が大きかった事から、配達の難しい商品がたくさんあったようです。
「来週まとめて配達します」
そう言って帰ったスタッフさん。
実際には配達するのは難しかったようで(そりゃ無理だろうなぁと推測)、結局「返金処理となります」との事でした。
集約された、大きな倉庫。
全てが揃う、大きなショッピングセンター。
もちろん、そういった建物ほど厳しい耐震設計の元で建築がされています。
ただ、そういった場所ほど、何かあったときの復帰が難しい場合があります。
厳格な審査や検査を受け、初めて営業が再開できるという状況になる可能性もあるでしょう。
そうなると、商店街の八百屋さん。本屋さんに靴屋さん。
という、昔ながらの小売店が、見直される事になるのでは?と思います。
人員削減。
効率化。
時代やシステムは発展し、ますます便利になってきています。
とはいえ、ITも電源がなければ動きません。
今回の地震で打撃を受けた倉庫だって、最終的にはマンパワーでの片付けになります。
世の中便利になるに越したことはありませんが、何事も「バランス」が必要なのだと、改めて感じたこの1~2週間でした。