3年前の今頃は
ボイトレ講師、歌ウマを教えている!というにもかかわらず、3年前の今頃はのどの痛みに随分と悩まされておりました。もともと扁桃腺の形が「いびつ」だと中学生の頃に耳鼻科の先生に言われた栗本。
どれだけちゃんと呼吸法や発声法を行ったとしても風邪をひけば扁桃腺が腫れ、喉の痛みに悩まされる…。ちょっと歌えばすぐに喉に違和感が…。
そんな学生時代を送っておりました。
そして、4年前。
なぜか、4月~7月にかけての喉の痛みが顕著に。そりゃーもうちょっと車の中で歌うだけですぐガラガラに!3年前の時点では、4月から12月までずーっとそんな感じになってしまいました。
もうね、私から歌を取ったら何が残る!?と、絶望的な気持ちになっておりました。
ドクターショッピング開始
色んな耳鼻科さんへ行きました。
総合病院から、個人医院から、クリニックから色々と。
ここイイよー!と紹介して貰ったところが全く合わなくて一体なんなんだよ!?私の喉はどうなってんの!?という日々が続きました。
そう、痛いんです。
唾呑み込んでも、痛いんです。
けど、外傷はなにもない。
花粉かな?と検査をするも、イネ科がほんの少し反応するだけ。鼻がズルズルもなければ、くしゃみ連発もない。目のかゆみも、涙でボロボロもない。
なので、どこの医師も「何もないですけれどね~」と冷ややかに(時折鼻で笑って)返すだけ。
ここがダメならもうダメだ…!と最後にご紹介頂いた総合病院の耳鼻科へ。色んな可能性を考えて薬を出してもらったものの、めっちゃ劇的という回復もなく…。
そんなある日。
診察前に、院内の廊下に貼ってあった1枚のポスターに目がとまりました。
「睡眠時無呼吸症候群」
- 夜中のいびき←自覚ある
- 昼間の眠気←自覚ある
- 太っている←自覚ある
あれ???
もしかして、夜中に口開けていびきかいてるから、喉が痛いのか?
いや、それにしても外傷がないのは変だよなぁ。それなら普通は少しは腫れるし。
色々思いつつも、思い切ってその疑問を診察で先生にぶつけてみました。
「もしかして…」
まさかの原因判明
医師の口からでた言葉。
「もしかして、血圧高いですか?」
YES、自覚あります。
いつも、健康診断で引っ掛かりかけるものの「白衣恐怖症なんですよー!」で誤魔化してきた経緯あり。(白衣恐怖症はそれぞれご検索下さいませ)
「実は…高い…と思います。」
そのまま内科へ紹介状を書かれ、その日のうちに内科へGO!(総合病院で良かったというかなんというか)
結果。
上が185、下が110という血圧が判明。
や、高すぎる。
高いっていっても150くらいだと思ってたよ、あたしゃ。
そのまま血圧のお薬を毎朝飲むことが確定。
血液検査も半年ごと、様子見ていきましょうね~と言われて帰宅。
そこから半年後。
あれ?そーいえば喉痛くないな。
あれ?そーいえば今年の冬風邪ひかなかったよな。
あれ?そーいえば頭痛なくなった!?
全ての原因は高血圧だった…!
そう、私が長年悩まされていた偏頭痛も、ずっと痛かったのどの痛みも、腫れやすかった扁桃腺も。
なにもかも、そう何もかも!!
全部高血圧が原因でした
血圧が高く、血管を血流が押し広げることで、喉に少しでも菌や花粉が付着すると反応して腫れる。腫れたところにウィルスが付着して風邪を引き、発熱。その状態が続くのでいつまでたっても治らない。血流が強すぎて、脳内に負担をかけ頭痛が起きる。
ザ・悪循環!!
薬を飲み始めて以降、今となっては頭痛もなく(ほんとに全くと言っていいほどなくなりました)
喉の痛みも、使い痛みがたまーにあるだけ。一晩眠れば回復します。
喉が痛かった頃に身に着けた、喉に負担をかけない姿勢や発声方法が今となっては財産に。今は年間を通した「姿勢・呼吸・発声・発音・話し方」=ボイスデザイン をおひとりおひとりに合わせてコンサルさせて頂いております。
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