歌は脂肪で歌うんじゃない、筋肉で歌うものよ!
中学生の頃、声楽の師匠であった先生に言われた一言。
更にこの後に衝撃的な言葉が続きます。
「5㎏痩せなさい!」
オーマイガー!
ダイエット!?そんなのまともにしたこともなければ、イメージも湧かない!どうしたらよろしおすねん!!
悩みました。
そもそも食べるのが大好きなんです。しかも、オペラ歌手は「太っててOK!!」だと思い込んでいました。
折しも、森公美子さんがテレビで大活躍されていた時期。とはいえ、当時の私に師匠に「太ってても良い理由」を筋道立てて説明できるわけでもなく。
どうして良いかわからないまま、本屋に走りダイエットの本を手にしました。
当時はやっていたのは、たったこれだけ〇〇ダイエット
その当時、雑誌などでよく取り上げられていたのは
- これだけ筋トレ
- ケフィア
- りんご
等々…。
たったこれだけで…!
的なものが多いなかで、やはりその中にハマるところからスタートしました。
挑戦したのは「りんごダイエット」。
プラスアルファで、通学の電車の中で「つま先立ちをする」「階段のみ使う」。夜は野菜中心で白米を減らす…。
を頑張りました。
結果…。
半年で10㎏減に成功!!
やりました…師匠…!!頑張りました!!
じゃあここからスタートね
「頑張ったわね!」と褒めてはもらえたものの、そもそもダイエットが必要だった理由は
「歌を歌うため」
ですから、必要以上に褒めて頂けるわけではなくただただここから練習です。
そのダイエットがどう歌を歌うことに影響があったのかが、大切なところ。
ダイエットの効果として
- 無駄な肉がなくなったので、どこに息が入るか分かるようになった。
- 歌っていて疲れにくくなった。
- 姿勢が良くなった。
という結果が!!
呼吸や姿勢は「自分が美しいと思う姿から」。
太った自分を嫌だと思う気持ちも、見抜かれていたんだなぁと思います。脂肪が筋肉を圧迫するといった事態を減らすため、早めに気づかせてくれた師匠に本当に感謝です。