ボイトレ思考

歌と筋肉とダイエット 寝ても覚めてもボイトレ思考ー第13夜ー

 

歌は脂肪で歌うんじゃない、筋肉で歌うものよ!

中学生の頃、声楽の師匠であった先生に言われた一言。
更にこの後に衝撃的な言葉が続きます。

「5㎏痩せなさい!」

オーマイガー!
ダイエット!?そんなのまともにしたこともなければ、イメージも湧かない!どうしたらよろしおすねん!!

悩みました。
そもそも食べるのが大好きなんです。しかも、オペラ歌手は「太っててOK!!」だと思い込んでいました。

折しも、森公美子さんがテレビで大活躍されていた時期。とはいえ、当時の私に師匠に「太ってても良い理由」を筋道立てて説明できるわけでもなく。

どうして良いかわからないまま、本屋に走りダイエットの本を手にしました。

当時はやっていたのは、たったこれだけ〇〇ダイエット

その当時、雑誌などでよく取り上げられていたのは

  • これだけ筋トレ
  • ケフィア
  • りんご

等々…。

たったこれだけで…!
的なものが多いなかで、やはりその中にハマるところからスタートしました。

挑戦したのは「りんごダイエット」。

プラスアルファで、通学の電車の中で「つま先立ちをする」「階段のみ使う」。夜は野菜中心で白米を減らす…。
を頑張りました。

結果…。

半年で10㎏減に成功!!

やりました…師匠…!!頑張りました!!

じゃあここからスタートね

「頑張ったわね!」と褒めてはもらえたものの、そもそもダイエットが必要だった理由は

「歌を歌うため」

ですから、必要以上に褒めて頂けるわけではなくただただここから練習です。
そのダイエットがどう歌を歌うことに影響があったのかが、大切なところ。

ダイエットの効果として

  • 無駄な肉がなくなったので、どこに息が入るか分かるようになった。
  • 歌っていて疲れにくくなった。
  • 姿勢が良くなった。

という結果が!!

呼吸や姿勢は「自分が美しいと思う姿から」。
太った自分を嫌だと思う気持ちも、見抜かれていたんだなぁと思います。脂肪が筋肉を圧迫するといった事態を減らすため、早めに気づかせてくれた師匠に本当に感謝です。

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