ボイトレ思考

歌と喋りの練習に最適!その2 骨伝導ヘッドフォンを使ってみました 寝ても覚めてもボイトレ思考ー第65夜ー

 

オープンイヤーヘッドフォンをご紹介したのが3年前

この時に「耳を完全に塞がない」イヤホン(ヘッドフォン)が歌の練習にいいよ!とお話ししました。
さて、今回はさらにそれがパワーアップしたものになります。

骨伝導 ワイヤレス イヤホン Aftershokz (アフターショックス)

いきなり商品画像どーん!と失礼します。
3年前はオープンイヤーヘッドフォンを使用しておりました。それを娘にお下がりし、現在は骨伝導イヤホンを使用しています。
この製品、レビューは人によってまちまち。「めっちゃいい!」という人(私もそう)もいれば、「音質が微妙」という人も。

というわけで、あくまでもクリモト目線ではありますが、何故こちらに乗り換えたのか?を書いていきます。

オープンイヤーヘッドフォンのメリット・デメリット

3年前の記事に書いた通り、耳を完全に塞がないイヤホン(ヘッドフォン)のメリットは

  1. 耳をふさがないので、外部の音(電車内アナウンスや会話など)が装着したまま聴こえる
  2. ワイヤレスで両手があくのでスマホの位置を気にしなくて良い
  3. 歌を自分の声を確認(聴き)ながら練習できる

まとめるとこんな感じでした。デメリットとしては

  1. 歌詞や細かい音が聴き取りづらい
  2. 外の音が聞こえると集中できない

といった感じ。
では次にオープンイヤーヘッドフォンと骨伝導イヤホンのを比較してみます。

骨伝導イヤホンのメリット・デメリット

まずデメリットから参りましょう。
これは本当に好き好きなところもありますが、正直音質がめちゃくちゃ良い…とは言い難いです。
ただ、歌詞を聴きとる事や通話の際に相手の言葉を聴きとる分に関してはさして不自由はありません。
フィギュアスケートの羽生結弦選手よろしく音質にめっちゃこだわりが!!という方には不向きな機種になります。
また、骨伝導なので音量を大きくするとスピーカー部分が若干震えます。それ(皮膚に接している部分)が「こそばい!」と感じる方もいらっしゃるかもしれません(クリモト的にはツボの刺激程度の感覚です)。

そして次にメリット。オープンイヤーヘッドフォンから乗り換えた理由になります。

①コードが太い
これはがさつなクリモトにはかなり有難いんです(笑)
オープンイヤーヘッドフォンの時は、ごく普通のイヤホンと同じように細いコードで左右の耳の間が繋がれていました。
もちろん、多少の事では動じないのですが万が一鞄の中で何かに引っ掛かって、取り出すときに引っ張ってしまい断線…と考えると結構怖かったというのがあります(娘は専用のポーチを用意して出し入れしています)。ところがこのアフターショックスはがっつりワイヤーなので断線の心配がほぼありません。これは便利…!というのがまずひとつです。

②スピーカーが耳の外側なので、より耳をふさがない
オープンイヤーヘッドフォンの時は、耳と外界との間にすき間があるものの、耳の内側に装着するために、SやMサイズなどのリングサポーターが必要でした。これも、万が一落としたり外れたりすると買いなおしが必要になります。アフターショックスの場合はそういったアタッチメントは一切不要。首の後ろから引っ掛けるように装着するだけになります。更に耳の入り口には一切干渉しないので、外の音はバッチリ聴き取れます(大音量で音楽をかけていたら難しいです)。

③骨導音なので歌の上達にはかなり◎ 運動中も使える(汗や雨などの水にも強い!)ので、場所を選ばず使う事ができます。クリモトは赤色を使っているので目立ちますが、黒やブルー(最近はグレーもラインナップされた様子)を使用すれば、イヤホンをつけていることすら気づかれない事も。

いかがでしょうか?
個人的には非常におススメできるイヤホン(ヘッドフォン)です。

骨導音で聴くと、音痴が改善します

さて、このアフターショックスの売りはやはり「骨伝導」であるということ。
ここで恒例のAmazonからの紹介文を抜粋いたしましょう。

  • 耳を塞がない骨伝導ヘッドホン 私たちが「音」として聴いているのは「空気の振動で伝わる気導音」と「骨を通して伝わる骨導音」の2種類がありますが、 最終的に振動を音としてとらえるのは、 内耳にある聴覚神経です。 Aeropexは「骨を通して伝わる骨導音」を利用しているため、 耳を塞ぎません。 そのため、 自動車が近づく音や駅のアナウンスを聞き逃すこともなく、 ジョギングや散歩、 通勤中でも安心してご利用いただけます。

コレですよこれ!!
普段講座でもお伝えしている「気導音」と「骨導音」の違い。まさにそれを体現してくれているのがこのイヤホンなんです。

「話す」「歌う」の上達には「聴く」が欠かせません。
まずは手軽にしっかりと聴きこむサポートをしてくれる、骨伝導イヤホン(アフターショックス以外にも沢山発売されていますよ!)の導入もご検討くださいね♪

 

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