さ行が上手く発音できない
さ行を発音すると、どういうわけか「しゃ・し・しゅ・しぇ・しょ」になってしまう。
赤坂→あかしゃか
大阪→おおしゃか
新幹線→しんかんしぇん
心当たり、ありませんか?
ゆっくり話せば大丈夫だけど、あわてるとすぐにフランス語の発音みたいになってしまう…。
そのお悩みを解決し、簡単に、すぐ出来る「さ行」の発音方法をお伝えします!
「さ・し・す・せ・そ」は跳ねて発音する
そのまま「さしすせそ」ではなく「っさっしっすっせっそ」のように発音してみましょう。
アルファベット表記をすると
SSA・SSHI・SSU・SSE・SSO
と、Sを二つ重ねる感じになります。
栗本の声で確認してみましょう
こんな簡単なことで変わるの!?
と、お思いかもしれません。
この「さ行」の「子音」である「S」を強調して発音することで、「さ行」はとても発音しやすく・聴き取りやすくなります。
さ行の発音を決めるのは歯の間から出す息の量
さ行は、前歯を閉じた状態でその間から出る息の摩擦音(正確には「さ・す・せ・そ」が歯茎摩擦音で、「し」が歯茎硬口蓋摩擦音)。
ですから、歯並びが良くないと上手く発音できない場合があります。
どれだけ練習しても…と感じた場合は、一度噛み合わせなどを含めて、歯科を受診されることをおススメ。
意外な原因が分かるかもしれません。
普段の話し方で出来る簡単練習法
「すごい」「さすが」「すばらしい」
この3つの言葉を、「SS重ね」で発音するようクセづけてみましょう。
すごい・さすが・すばらしい SS重ねでこう変わる!
いかがでしたか?
何気なしに話していると、そのまま流れてしまう発音。普段の会話から意識して話すと、気が付くとハッキリと聴き取れる発音に変化しています。
今日から使える「っすごい!」。
実践後の皆さんのご感想も、お待ちしております!