ボイトレ思考

表情筋最強伝説!顔は口ほどにモノを言う?伝わる「声」は「顔」で作る! 寝ても覚めてもボイトレ思考ー第55夜ー

 

表情が変われば声が変わる!?意外と知られていない声と表情の関係

最近よく見かける顔ヨガ。皆さんは経験された事がありますか?
クリモトはちょっとだけありますが、アレ実は結構かなり声を出すためには有効なんです。

え?声を出すのは喉とか、声帯でしょ?

確かにその通り。
とはいえ、実際には呼吸を含め「全身」を使いますし、その「全身」の中には「顔」も含まれます。

表情が豊かな人は、歌が上手な場合が非常に多いのも特徴。また、クリモト個人の経験として、喜怒哀楽の表情の切り替わりがハッキリした先生ほど指導が上手い!という事も。

今回はその「表情」と「表情筋」と「声」についてお話します。

あなたの顔を構成する、縦横無尽に走る表情筋!

若干グロテスクな感じがしますが、これが顔にある表情筋の数々!理科(生物)の教科書で見たことがあるかもしれません。

この中で「口角を上げる」働きをするのが

  • 少頬骨筋
  • 大頬骨筋
  • 口角挙筋
  • 口輪筋

この4つ。

厳密にはもちろんこの4つ以外の筋肉が連動して動くのですが、この4つを鍛えれば口角があがった「にっこり顔」になれます。また、口元のたるみを防いだり、ほうれい線を目立たなくする働きも!

口角を上げる訓練をすると、声が明るくなる!

「口角を上げる」という事は、頬の筋肉(少頬骨筋・大頬骨筋)を鍛えるということになります。この筋肉を鍛えると、声と息の出口である口の中が拡がり、唇と口の開きが大きくなり、結果「声が明るく聞こえる」ように!

また、対面している相手に与える印象も変わります。分かりやすく動物に例えてみましょう。

表情筋が豊か=クアッカワラビー

自然とこの笑顔…!
そしてこの愛くるしさ!!
目指すはこの境地になります。

表情筋が動かない=チベットスナギツネ

個人的には嫌いじゃありませんよ、ええ(笑)ただ、この何かを悟ったような無表情感…。何を話してもお経に聞こえてきそうです。

表情筋がこわばる=ハシビロコウ

嫌いじゃありません、むしろ好きです!(サファリパークでぬいぐるみ買うか真剣に悩んだ記憶が…!)
が、ニヒルな表情が張り付いているよう…。口角が上がって笑っているように見えて、実は目が笑っていないというハードボイルド感満載です。

口周りの筋肉を鍛えれば、早口言葉も楽に言えるようになる

口周りの筋肉を鍛え、頬骨を上げていくと口の中が大きく拡がります。そうすると、口の中で舌が動きやすくなり「言葉を噛むこと」が減少。

アップテンポで歌詞の流れが速い曲を歌いたい…!という場合は、ぜひ口周りの筋肉も鍛えてみて下さいね。自宅でも運転中の車中でもできる「表情筋の鍛え方」は下記の講座でお伝えしています♪

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