明るいオカンの作り方

矛盾VS矛盾

 

台風って来てたっけ?な大和高田市です。
蒸しあっついですねー!

今日は、たまに書いています「子育て記録」ならぬ、「育てられ記録」をお届けする番外編。
世の中にはどーしようもない事が存在すると、徐々に自分の中に浸透してきた記録になります。

 

 

母は、非常に「常識」にうるさい人でした。
自分の思う「常識」に当てはまらないと、イライラしてしまって大変な人でした。

 

 

そりゃーもう武勇伝的な話は山のようにありますが、そのあたりは今回は割愛します(笑)

 

 

不眠症→統合失調症→双極性障害を経て、現在は寛解(服薬は継続中)状態の母。
目の前の事にはこだわりますが、大きく物事を捉える事が苦手です。

基本的に常に自分は注目されていると思っています。
常に、自分の事を周りはうらやんでいると思っています。

 

自分は○○だと思われている!
あの人は間違いなく○○だと思っている!
と、断定したがります。

 

自分自身が一番型から外れた人間であるにも関わらず他の人を型にはめたがります。
そして、ほぼ何かしら二つに分類します。
善か悪か、良いか悪いか、男か女か、是か非か、肯定か否定か、等々。

 

明らかに常識から外れた言動を指摘すると
「あんたおかしいんちゃう?病院行ったら?」

 

と言われます(割に日常茶飯事です)。

 

 

出した物(ハサミ、包丁、ラップ、まな板等)は元の場所にしまいません。
少し野菜を洗っただけのザルやボウルも、流しにおいて、更に上から残飯を捨て、油まみれで放置します。
もちろん、基本的に洗い物は「嫌いだから」やりません。
掃除も「私目が悪いからホコリ見えないし」やりません。

 

基本的に「自分のルール」を通す為に、「他人のルール」は尊重しません。
「自分のルール」を通す為であれば、「自分の世界の理屈」を持ち出してかみついてきます。
そして「自分のルール」を通させない人こそが、「悪」であり「間違い」であると決めつけます。

 

 

 

そんな母と付き合い続けて約40年。
実の母親ですし、もう慣れたので、何かあったら思いっきり言い返しています(笑)
病気扱いされようが、なんであろうがお構いなし。
「どーせ口ではあんたに勝たれへんねん!!」

 

と捨て台詞で終了します。

 

 

皆さんのドン引きが目に浮かびます(笑)
「よく平気だね!?」とよく、言われます。
元々平気だったわけではありません。
平気になってきたんです。

 

 

人間は「慣れる」生き物です。
それが「日常」であれば致し方ありません。
この母親の元に生まれてきたのも運命だと思えば、まぁ仕方ないか、とも思えます。

 

 

最近ではむしろ「次はこの人何を言うんだろう?」と楽しんでいるフシさえあります。
発言がたくさん収穫できたら、ブログのネタにしよう!とか(笑)

 

 

どんな環境に居ても、覚悟を決めて開き直れるか。
(何せ親なのでどーしようもないです)

 

 

 

目の前の母親が大変!!!
から
これを次は何に繋げてやろう?
への変化。

 

 

 

どんな事も同じだと思います。
目の前の仕事。
目の前の対人関係。
目の前の○○。

矛盾に対して、正論で向かわず、
矛盾に対して、矛盾で向かう。

 

「どーして分かってくれないのよ!」

と、嘆く前に。

 

「分からなくて当たり前。きっと文化圏が違うんだよ!(にっこり」
くらいの余裕を持つと、気がつけば貴方も底抜けに明るいオカンになっていると思います^^

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