明るいオカンの作り方

経験と慣れ

 

とうとう梅雨入り。
比較的、良いお天気が続く大和高田市です。

ここしばらく、バタバタしていてブログの更新が滞っていました。
大概の事には慌てない栗本ですが、久々に色んな事が一気に起こっておりました。
「○葉さんみたいな人に悩まされてて…」と先日会見をされたような方が、周りで何故か同時多発していました。

 

 

直接栗本に関係したのはお一人でしたが、同時多発の方々から相談がひっきりなしの1週間でした。

 

 

 

 

よく「どうしてそんなに(相談者が困っている人)の言動が予想できるの?」と言われます。
それは、基本的に「経験」があるから。
もちろん、栗本くらいの経験ではそこまで全ての相談事を網羅出来る訳ではありません。
とはいえ、似たような相談が数多く持ち込まれますので、大体のパターンは掴めてきます。

 

 

「経験」というのは非常に大切で、やはり「知らない」か「知っている」かで言えば
「知っている」方が有利な事象が多く存在します。
(中には全くしない方が良い経験もあります。)

 

 

昔、お年寄りが「生き字引」として尊敬されたのは、前提として長生きできる高齢者が少なかった世の中で
数多くの経験をしてきた方が、若い方に色んな事を教えて下さる。それが時代に合っていたからだと思います。
今は高齢化社会で、誰でも高齢者になる世の中。調べ物も、グーグル先生が大抵答えてくれたりします。

 

 

ただ、どれだけ調べても、感覚的に掴めるのはやはり「経験」だったりします。

 

 

最も身近にある有効な「経験」。それは避難訓練です。
災害時、何の訓練もなしに、いきなり逃げろと言われても、出きるのは右往左往する事くらい。

そう、初めての事は、どうしても「焦る」んです。

 

 

怖いのはそれが「慣れ」になったとき。
「慣れ」はすごいものです。「慣れ」る事で、色んな事柄が解決します。
「慣れ」たから出来るようになる事も沢山あります。

 

 

とはいえ、「慣れほど怖いモノもない」のです。

 

 

 

「慣れ」から生まれた慢心で、取り返しのつかない事故が起こったりします。

 

 

子育て中、テーブルからコップを落としそうになっている状態の子どもを見て
「ほら!もう!周り見て!落ちるでしょう!!危ない!!テレビに集中してるからそうなるんでしょうが!」
と怒っている親がいたとすれば、それは自分も昔、コップを落としてお母さんに叱られた経験があるから。

率先して勉強したとかであれば、叱られた経験がないので、お子さんを叱ったりしませんよね(笑)

 

 

 

大切なのは「経験」から学ぶ「教訓」。
せっかくの「経験」を「愚痴の対象」「恨み言の材料」として残してしまうのは、非常に勿体ないと思います。

 

 

「明るいオカン」の栗本は、大抵の事は「良いネタゲット!!」と思っています。
くよくよ悩んだり、誰かの不満を漏らしても、何一つ解決しない。
それを学べたのも、「経験」のおかげです。

関連記事

TOP