明るいオカンの作り方

良い結果を拡げる

 

昨日、目からウロコの情報を見つけて、自分の中の情報を整理中です。
その中で、ずーーーーっと気になっていた事にちょっと答えが見えたような気がした(完全に見えたわけではない(笑))ので
今日はそのあたりのお話を。

 

 

ご存知のみなさんも多いかと思います。
うちの息子「ともくん」は現在中1。
重度知的・自閉で、昔は多動傾向がことさら強く出ていた子どもでした。
現在は校区の養護学校(特別支援学校とは言わない奈良県)に通っております。

 

 

彼は非常にこだわりも強く、かついつも何かを喋っていて(言葉になっていなくても)
一緒に居て「静かだなぁ~」な~んて思う事は、ほぼありません(笑)

 

 

え?母親がそれだけ喋ってりゃ子供もそうなるでしょ?
仰る通りでございます(笑)
とはいえ、家の中でまでそうずっと講演会しているわけではないんですよ?
ただ、血は争えない…というのは実感しております(娘もにたよーな感じなので、はい)。

 

 

ありがたい事に、息子は非常に先生や周りの方に恵まれてきました。
いくら手相がますかけだって言っても、ここまですごいか!?と今でも思います。

 

 

そして、娘の方もこれまた先生や周りのお友達にも恵まれてきました。
小さな小競り合いは低学年の時にあったものの、それは許容範囲内。
今となっては「そんな事あったっけ??」レベルに「学校楽しー!!」を謳歌しています。

 

 

 

そんな栗本家の日常を話すと

 

 

「すごい運がいいよね」
「まずありえないよね」
「レアなケースだと思う」
「うちなんてこんな目に…(延々続く)」

 

 

という反応がほとんど。
ある意味「成功事例」(もちろん今後は分かりませんよ?)の現在を「特異なもの」として
「自分ちでも出来る!」という風になかなか落とし込めないのをたくさん見てきました。

 

 

だったら、どうやったらこうなったか話そうじゃないか!
という事で始めたのが「明るいおかんの作り方」講座(シリーズ)。

 

 

子どもを変えるんじゃない、おかんがまず変わるんだ。
みんなと同じことができる事がゴールじゃない。
この子がこの子らしく生きる事が不思議じゃない空気を作るんだ!

 

 

そもそも、成功事例を認めたくない意識の中には「相手は恵まれている」という
思い込みがあったりします。
そりゃね、人には恵まれてきました。

 

 

けれども栗本は
・シングルマザー
・同居の母は(私が12歳の時に発症した)精神障害
・離婚裁判して完全勝訴したけども元夫は養育費未払い
・父は社長だけど、愛人いっぱいで昔からややこしい

 

 

細かいことを書くとまだまだありますが、代表的なのはこんな感じです。
それで「すっげー!めっちゃ恵まれてますよね!」って思いますか?

 

 

そして、全く誰にも何のアプローチも努力もなく、恵まれた環境を手に入れている!
と、思っていませんか?

 

 

 

 

もちろん、「うちは今これが大変で…」という吐き出しは大事。
けれども、それを延々とSNSで愚痴ってるだけでは、何一つ解決しない。
「あれもダメだった」「これもダメだった」という話で盛り上がるのではなく
色んな人の経験談を聴いて、うまくいった成功例をいっぱい聴いて、諦めずにトライするのが
「大変の解決」に一番近いはず。

 

 

 

どうして「どうせ上手くいかない」と思うのか。
何故我が子の可能性を親が否定するのか。

 

 

「上手くいかない方が、可哀想な親御さんて思って貰える」

 

 

そんな風に心の奥底で思ってたりしませんか?

 

 

 

 

講演でも毎度お話しますが、結局全部「覚悟」に繋がります。
ごちゃごちゃ言わずに覚悟きめて「上手くいった事例」を積み上げていけばいいんです。
たとえ「上手くいかなかった事」でも、他の人には「上手くいく解決法」かもしれません。
そんなデータベースを、日々積み上げればいいだけなんです。

 

 

 

分かってもらえなくて!!

 

 

と、嘆く前に。
「分かってもらえないよねー!そりゃわかんないわ!」
くらいの気持ちで、子どもに向き合ってみると、色々限界突破が出来ると思っています。

関連記事

TOP