ボイトレ思考

声が低い(高い)のが悩みです 寝ても覚めてもボイトレ思考ー第36夜ー

 

声が低い(高い)のが悩みです

ボイトレに来られた方の約80%が声の高さの悩みをお持ちです。

男性に多いのが「声が高いことが悩み」
女性に多いのが「声が低いことが悩み」

世の大半の男性は低い声が理想で、女性は高い声が理想だというのがよく分かります。(もちろん、例外もあります。)

声の高さで変わる印象 日本と海外の違いとは?

男性の場合、高い声のイメージは「軽い」と取られがち。よくある任侠映画あたりで「あ~にき~!」と駆け寄る下っ端さんは高い声で「おう、どうした」と受ける組長的な役柄の方は低い声だったりしますよね。

女性の場合、低い声は「おばさん」という風に思われがち。高い声の方がフレッシュで可愛い!というイメージがあったりします。

これが海外だとどうでしょう?

男性の声が低い方が「信頼感がある」というのはあまり変化はないようです。ただ女性の場合は日本とは違い、高い声だと「子どもっぽい」「うるさい」と感じられることも。逆に女性の低い声は「セクシー」と前向きに受け止める方が多いのも印象的ですね。

これは、多くの日本人男性が女性に抱くイメージとして、可愛く幼くいて欲しいという願望が根底にあります。(アイドルなどはまさにそれ)
欧米などでは、自立した女性が好まれる傾向にあるため、低い声であったとしても何ら問題なくむしろ高い声できゃぴきゃぴしていると、子どもっぽいという印象を持たれるようです。

そもそも日本人は声が高い

昔々の戦国武将でも150㎝台が当たり前だった日本。この画像でも分かるように、楽器も小さい方が音が高く、大きくなるにつれて音が低くなります。

体格的にそもそもが大きい欧米の人の声が低いのも納得ですよね。そして、体格がコンパクトな日本人は声が高い傾向があるんです。(他にもある環境的な理由についてはセミナーでお伝えしています)

あ、クロちゃんは例外です(笑)

声の高低に関係なく、思い通りの姿を演出できる発声・発音の方法

男性も女性も、声の高低に関係なく「落ち着き」や「信頼感」を出すことができます。同じく、声の高低に関係なく「可愛さ」や「初々しさ」を出すことも可能です。

方法はカンタン。
声を出す(発声・発音)時に、点で話すか、線で話すかというだけ。

この点と線を上手く組み合わせれば、どんな感じにも話すことができます。
例えばこんな風に。(職業別「みなさん、こんにちは」。挨拶の声だけで聴き分け、話し分け。)

え?難しい?
実際にやってみるとそうでもないんです。詳しい方法は、また別記事で。

関連記事

TOP