明るいオカンの作り方

時を待つ

 

長かったGWもようやく終わりを告げ、明日からまたお仕事を頑張る事ができる日々がやってきます。
1ヶ月に使える支援の時間は、春休みと夏休みには若干の延長がありますが、GWにはありません。
仕方がないといえば仕方がないのですが、この人が多い時期に障害児を連れ廻すのは正直大変。
とはいえ、お出かけをしたがる息子を連れて、とにかくどこかに出掛けるGWでした。

 

 

GWに関わらず、平日であっても、当然ながら夕方には息子が帰宅します。
今は学校の帰りに放課後等デイサービスで預かってもらい、なんとか夕方まで仕事ができていますが
息子が帰ってからは、ほぼ一切の仕事ができなくなります。

 

 

夕方からの打ち合わせを打診いただいても
夜にある異業種交流会にお誘いいただいても

残念ながら参加できません。

 

 

仕事が上手くすすんで、もう少しでキリのいいところまで出来る!という状態でも
息子が帰る時間には、こちらも帰宅しないといけません。

 

 

よく、色んな方に
「すごく忙しそうですよね!」
「いつ寝てるんですか!?」

と言って頂きますが、要は仕事ができる時間が少なすぎるので、すごく忙しいように見えるだけだったりします。

 

 

専業主婦、兼業主婦として家庭をささえてくれている奥様がいらっしゃる旦那様。
恵まれてますよ~~!!(笑)

 

 

 

学校から帰ってくる子を迎え、場合によっては習い事の送迎もし、家事も買物もこなす。
そんなダブル、トリプルタスクを平然と毎日こなすお母さんが、子どもの手が少し離れた頃に

 

「起業しよう!!」

 

と思ってもなんら不思議はありません。
今までの忙しさもこなせてたんだから、出来る!と思いますよね。

 

 

そして、意外に大丈夫だと思っていた子どもが熱を出したり、学校が急に感染症の流行で休みになったりと
イレギュラーに悩まされるという事も多々起こります。

 

 

子どもの手が離れたから~と思って起業したはずが、なかなか思うように仕事が進まない。
そんな中で「同じ時期に起業したあの人はあんなに交流会に参加して、あんなに前に進んでいるのに…」と
他の人と比べてしまって追い込まれる事もあるかもしれません。

 

 

私も同じように、思いました。
「こどもたちの為もあって起業したけれども、こどもたちが理由で動けない!」

 

もし、あの交流会に参加できていたら。
あの時、もう少し時間があれば、商談に持ち込めたかも…。

 

 

「たら」「れば」を考え出すと、キリがなく、どんどん気持ちが沈んでいきます。

 

 

 

その結果は本当に「こどものせい」か?
ふと、その疑問が浮かびました。

 

 

交流会に行かないと、人脈が拡げられないのは、昼間にもっと活動していないからではないのか?
もっと短時間で商談に持ち込めるように、話術を磨けば良いだけじゃなかったのか?

 

 

そして最近はこう思うようになりました。

 

「きっと、今はその『時』じゃなかったんだ」と。

 

 

交流会に参加できるようになる日は、いつか来る(かもしれない)。
今は、まだその『時』じゃないから、参加出来なかっただけ。

 

 

子育てでも同じです。
「何故、今、皆と同じようにできないのか」

そんな風に思う事は多々あると思います。

 

そう、まだそれはその子にとっての「その時」ではないからだと思います。
色んな経験を積み、「その時」がくれば、気がついたら出来るようになっていた。
なんて事が、たった10年ほどの間にたくさんありました。

 

 

起業はしたけど、思うように成果が出ていない。
起業しているわけじゃないけれど、なんとなく置いてきぼりにされている気分。

 

そんな風に思った時は

 

「まだ時にあらず」

 

と思って、ポテンシャルを高めておく。
いつか発揮出来る時に200%を出せるように、仕事も子育ても頑張っていきたいと思います。

関連記事

TOP