明るいオカンの作り方

始まりは3年前-大和よさこい-

 

ちょっとお話しませんか?

というお声がけから始まった小さな企画。
目標は壮大でしたが、始まりは小さな話し合いでした。
これは「ちょっと手伝って下さい」というお話から、お手伝いどころかがっつり巻き込まれるまでに至った
今後ライフワークとなりうるイベントにまつわる物語です。

障害を持つ人も、参加できるよさこい団体を作りたい

3年ほどまえのとある日、主催している「こどもまつり」などのイベントを通して関わらせていただいた
「かしよさ」さん。大和高田市のお隣、香芝市で活動するよさこいチームを率いる田路さんより

「ちょっと相談に乗って下さい」

と連絡が。

なんじゃらほーいと思いつつ、広陵町にある大仏カフェさんへ。

 

既に、近辺でよさこいと言えば「かしよさ」さん。
評判はとても高く、「こどもまつり」でも参加者ともども皆で踊らせて頂ける、懐の深い希有な団体さんでもありました。

 

その「かしよさ」さんが何故私に??

「いずれは奈良県を代表する団体となるべく地域と協力して『よさこい』を広めたい。
その為には、どんな人でも参加できる活動形態を作っていきたいんです。
将来的に障害のある人も参加できるよさこいチームを作りたい。
障害がある人もない人も、一緒に楽しめる形を作っていきたい。栗本さん、協力して貰えませんか?」

 

正直、驚きました。
身内に障害者が存在する、そういう方であれば思いついても不思議ではない活動です。
それが、まさか全く関係ない場所から飛んでくるとは!!

 

ただその時は、「協力できる事があれば是非仰って下さい!」というお返事をしてお開きとなりました。

 

あれから3年

気がつけば、「かしよさ」さんは地域の他の団体と合併し「天昇なら舞 いちや」さんとなりました。
あちこちから来るオファーに応え、年間何十回とイベントに出演してらっしゃいます。

そして、また田路さんから連絡が。

「栗本さん、そろそろ形ができてきました。」

実は、3年ほどそのままだったので私自身忘れかけていたお話でした。
気がつけば「大和よさこい」という大きな団体が出来ていて、いつのまにか私もその一員に。

 

そして、香芝市にある社会福祉法人以和貴会さんの利用者さんとスタッフさんで作ったチームを指導。
先日に行なわれた社会福祉法人以和貴会さん30周年記念式典で「利用者さんがよさこいを披露」されました。

 

皆さんが一生懸命練習し、楽しそうに踊ってらっしゃるのを、司会として舞台袖から眺めながら
こみ上げる想いをこらえるのに必死でした。

 

その後、田路さん始め、大和よさこいに関わるメンバーの方々と話し合いを進め

 

「障害のある人もない人も」「障害のある人とない人を繋ぐ」

 

この理念が一致したことから、のぎすが主催する「こどもまつり」は「大和よさこい」と合併する事となりました。

社会福祉法人以和貴会さんにご協力をお願いしました

そして本日、社会福祉法人以和貴会の下村理事長にお願いをして参りました。
場所は、以和貴会さんが運営するカフェ、モンステラ。

今後、障害者も楽しめるよさこいのチームを作りたい。
その為には、練習場所の確保が必要不可欠なんです。

 

「面白そうですね!」

 

理事長の笑顔の快諾を頂き、「大和よさこい」の新しいチームが動き出しました。

全種類買って帰りたい…!という衝動をおさえ、それでもトレーいっぱいに買ってしまいました。
ダイエット…いいんだ!明日から頑張るから!!(自分に言い訳中)

 

必ずゴール(目標)を決めて、活動する。
そんなお話もたくさんさせて頂きました。

 

よさこいの練習に参加したい!
とにかく、踊って発散したい!

 

 

大きなステージを目標に、これから動き出します!
下村理事長、社会福祉法人以和貴会の皆様、本当にありがとうございます!

 

そして、これから始まる「大和よさこい」をどうぞよろしくお願い致します!

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