明るいオカンの作り方

当たり前でない事の苦悩・前編

 

今日は本当に「春!!」という朝の大和高田市です。
川沿いの千本桜も木によっては5分咲き。木によっては2分咲きといった感じです。

 

つい先ほどデイサービスのお迎えの車に乗り込んだ息子。
毎日行くのを楽しみにしています。

まだ診断されて2年ほどの頃。
当時は放課後等デイサービスではなく「児童デイサービス」でした。
未就学児はそういったサービスを利用する事は出来ず、役場からも「小学生になったら」と言われていました。

 

確かに、保育所の頃は大変ではありましたが、朝から夕方までは保育所に預かって貰えて働ける生活。
これが小学生になると、更に大変でした。
まだ児童→放課後へ切り替わる前。
預かってもらえる時間数も少なく、なんとか平日の学校帰りにいろんなサービスを振り分けて使っていました。
(サービス→児童デイ・移動支援(後に行動援護)・日中一時)

 

もちろん、土日に使える時間数など残らず、土日祝はひたすら「道の駅めぐり」をしていました。
母が「道の駅にいきたい!」と言ったのがきっかけですが、当時の主治医から「緑の景色を見せるといいよ」と勧められたのもあります。
このドライブ三昧は、後の息子の「お出かけ大好き!」に繋がります。
一日で琵琶湖1周や、紀伊半島半周など、やって良かったと今でも思います(運転が私一人なのできつかったのはありますが(笑))。

 

とはいえ、どこに着いても私は息子につきっきり。
娘は複雑な心境を抱えていたと思います。
「どうしてお母さんはお兄ちゃんばっかりみているの?」
実際に何度か言われた事もあります。
この娘の不安を解消した件についてはまた後日別の記事で。

 

何せシングルマザー。
一緒に息子を追いかける人はいません。
トイレすら、待っていないとどこに行ってしまうかわからない。
(自分のトイレすら落ち着いて行けませんでした)
出かけていても、出かけた先に楽しみがあるか?というと、そうでもなく。
ただただ「目的地(行った事のない道の駅)に着く」という「目的」だけのために
娘の面倒は母に任せ、取りつかれたようにドライブをする月日が過ぎていきました。

 

後編につづく。

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